FC2ブログ

座頭市千両首



 間違って斬ってしまった男の墓参りに上州板倉村に来た市(勝新太郎)。村では農民達が必死で工面した千両の上納金を代官所に納める途中に三人の浪人とヤクザの一味に襲われ千両を奪われてしまう。そして、たまたまそこに居合わせた市とヤクザの国定忠治(島田正吾)が犯人に疑われ、市は事情を聞きに赤城山に篭る忠治のもとに向かう。しかし、二足のわらじを履くヤクザの紋次と三人の浪人そして代官が捕獲の手先を向ける。

 座頭市シリーズ第6作目。すっかりテレビドラマ風作品になっちゃいました。悪代官と二足の草鞋を履くヤクザの悪業に泣かされる農民たち。そこに国定忠治一家の捕物が加わるという良くありそうな内容で、映像シーンが切り替わるところはカメラぐるぐる回し、ところどころにチャチなドドーンというBGM。どうもトーリーも演出も在りし日の量産時代劇ドラマ風で・・、でも時代的(1964年)には先駆けなのかも。今回の映画の見せ場は、浪人のリーダー格の十四郎に、勝新太郎さの実兄若山富三郎さん(当時は城健三郎)が演じ、鞭の使い手でドSキャラたっぷりの役なのですが、殺陣が凄い。勝新さん以外の下手な殺陣とはレベルの違う腕前で兄弟揃って流石。そして、最後の二人の戦いでは、鞭を振り回し市を絡め取り、馬で引きずり回すという迫力のあるシーンで、いままでの座頭市シリーズでは見られない新鮮な戦いでした。あとは冗長な蛇足的な出来栄えの作品かな(国定忠治のシーンなんか長すぎ)。ヒロイン?役の馬子のお千代もいまいちの存在感と役柄で、なぜかおブスさんと市との絡み?はイヤイヤあり、えっ、金取るのと言う絶妙な市の驚きの顔と台詞だけが印象深く残っています(苦笑)。

1964年作品。84分。
・出演:勝新太郎、城健三郎、坪内ミキ子、島田正吾、長谷川待子、植村謙二郎、天王寺虎之助
・監督:池広一夫
・音楽:斎藤一郎

【詳細】【レンタルする】

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

jurrin

Author:jurrin
映画大好き人間でやんす。日本映画好きでやんす。新旧問わず好きでやんす。
リンクフリーです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
1356位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
邦画
52位
アクセスランキングを見る>>
アクセスカウンタ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR