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座頭市物語





 盲目の居合いの達人座頭市(勝新太郎)は、知り合いの下総のヤクザ飯岡助五郎の所でわらじを脱ぐ。その飯岡は対立中の笹川を潰そうと考えていたが、笹川には用心棒として凄腕の浪人平手造酒(天地茂)いて、なかな手を出せずにいた。そして、市に助っ人を頼むが、市と平手は酒を酌み交わす仲であった。

 座頭市の第一作目ということで、ついつい1989年最後の座頭市と比べて見てしまいました。とにかく勝新さんが若い(当たりまえか)、そして平手造酒役の天地茂さんがシブい。映画はモノクロ映像のため、時代劇という感じが非常に出ているのと、その風景描写がうまい。手前に葦やススキなどをがありそのバックに人が動くことで奥行き感が出てていて、市が助五郎の所に訪ねてくるシーンも屋内から格子を通して外の市をとらえ、そのままワンカットで市が屋内に入りそのまま奥へと入る。そしてラストシーンの山を登る市のバックに小さく映るおたねといった具合に常に奥行きを意識した映像でした。そして座頭市といえば居合い抜きと期待していたのですが、なかなか見せてくれません。最初の居合い抜きは放り投げた蝋燭を半分に斬るシーン。1989年版のように狭いところで多人数をあっとうまに斬り倒すシーンがあるのかと思いきや、思ったほど素早い凄腕には見えず斬るシーンも少ない。平手造酒とのガチ勝負もいまいち。当時の殺陣がまるで空を切る感じなので残念ながら戦うシーン全体的に迫力が無かったですね。

1962年作品。96分。
・出演:勝新太郎、天地茂、万里昌代、柳長二郎)、島田竜三、南道郎、中村豊、千葉敏郎、守田学、毛利郁子
・監督:三隅研次
・音楽:伊福部昭
・原作:「座頭市物語」(随筆集「ふところ手帖」収録) 子母沢寛

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