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カナリア





 カルト教団ニルヴァ-ナに母と妹と共に入信した岩瀬光一(石田法嗣)は母と別れ修行を積んでいたが、教団が無差別テロを犯して、母は指名手配となり、妹は祖父に引き取られ、光一は児童相談所に預けられる。しかし、光一は妹に会うために相談所を脱走し、男に連れ去られそうになる援助交際をする新名由希(谷村美月)と遭遇し二人で東京に向かうことになる。

 世間を震撼させたあの教団をモチーフにし、その教団に母と妹と入信させられ洗脳されていく少年。しかし教団が無差別テロを犯したため母は指名手配され妹は祖父の元へ、そして少年は洗脳がとけず厄介であることから施設に入れられるが、妹と会うために脱走。よく、このストーリーを映画化したなとまず感心。そして、12歳の少年一人では何もできず簡単には妹の元に辿り着くわけがないのですが、そこに登場する一人の少女によって、その目的が一歩ずつ現実味を帯びてくる。この少女役は幼い頃の谷村美月さん(デビュー作)。あどけなさいっぱいなのに生きるためなのか世間への反感なのか?援交まがいの行動をし、関西弁でまくしたてインパクトがある演技で、真逆の寡黙の少年との対比が如実に表現されています。谷村さんの背中越しのトップレスになる姿は、あっけらかんとしながらも哀しさが漂っていましたね。また、道中で出会う訳ありな人たちの人生感が、少ない時間の中でも演出され彼らだけに苦悩があるわけでないことを気づかせてくれます。離婚して子供に会えないリョウさんとつぐみさんのレズカップル、元信者で現実世界に戻ろうと必死に西島さん。そして、ラストシーンの少年の変貌はどのように受け取った方がいいのか。新たなる教祖の誕生なのか・・

2004年作品。132分。
・出演:石田法嗣、谷村美月、西島秀俊、甲田益也、りょう、つぐみ
・監督:塩田明彦
・音楽:大友良英
・エンディングテーマ:「自問自答「カナリア」ミックス」 向井秀徳
・挿入歌:「銀色の道」

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