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戦国野郎



 武田信玄の冷徹さに嫌気がさし抜忍となった吉丹(加山雄三)は、追ってに狙われるが、追っ手の一人の播磨(中谷一郎)と意気投合して、馬借隊にもぐりこむことになる。そして、馬借隊は羽柴秀吉から鉄砲の輸送を引き受けるが、武田忍軍、山賊、海賊が行く手を阻もうとする。

 モノクロ映画の時代劇ですが、重々しさがなく映像そして楽曲のテンポがよく、岡本喜八監督・脚本作品らしいエンターテイメント作品です。面白い!。馬借隊という荷物運送隊が羽柴秀吉に鉄砲三百丁の輸送の依頼を受けて山あいを進む。しかし、そこに待っているのは武田軍の忍者や山賊、そして村上水軍の海賊達と次から次へと襲い掛かってくるわけですが、山あいの細い道なき道を進み襲撃されるところなどは、「もののけ姫」のたたらの民の実写版みたいな感じで、いいです。この馬借隊に抜忍の吉丹が絡み、武田忍軍が絡み、村上水軍が絡み、羽柴秀吉が絡みと、様々な要素を詰め込むのですが、うまく絡みあったストーリー展開になっていましたね。ちゃんと馬借隊の中にも個性の強い面々を入れて、さらに話しを膨らましていましたし。ただ1960年代なので襲ってくる忍者が、誰もが知ってる黒装束。わざわざ、草原や山あいを襲ってくるのにその姿は、ばればれじゃないかと思うほどに黒装束に徹していたところは時代を感じましたが・・(だけど襲撃方法は正攻法?)。登場人物は、加山雄三さんの若々しく躍動感あふれながら(かな?)、なにか野暮ったさが残る吉丹や、星野由里子さん演じる女が見え隠れする男勝りのきざり、人を食った感じが秀吉っぽい佐藤充さん、水野久美さん綺麗です、そして一人だけ世界が違うオーラーの三郎佐の中丸忠夫さん。と、いった感じの個性の豊かで、一人一人を観ていてもまったく飽きがこない作品でした。

1963年作品。93分。
・出演:加山雄三、星由里子、中谷一郎、佐藤充、水野久美
・監督:岡本喜八
・音楽:佐藤勝 【OP曲】

【詳細】


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