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箱入り息子の恋



 市役所の資料課勤め13年の天雫健太郎(星野源)。昼食は自宅に戻り取り、終業とともに真っ直ぐ自宅に帰り、友達は0、趣味は格闘ゲームと貯金。そんな彼の将来を心配した両親(平泉成、森山良子)は、隠れて代理お見合いに参加する。そこで、清楚な美女の写真を持参した今井夫婦(大杉漣、黒木瞳)と知り合うが、今井は健太郎を娘を任せられる男と認めず見合相手から外す。そんなことが密かに行われていることを知らない健太郎は、ある雨の日にこちらを見つめひとり佇む女性を見掛け、勇気を出して傘を手渡し土砂降りの中を走り去る。傘を受け取ったのは、あの写真の今井奈穂子(夏帆)で、彼女は目が不自由であった。

 自分に自信を持てず人との係わり合いを避けて生きてきた健太郎。病気で視力を失い両親に大切に育てられてきた奈穂子。普通なら出会わない2人が、代理お見合と雨の恵と健太郎のちょっとした勇気、そして健太郎両親のある頑張りから、運命のように巡りあうラブストーリーです。ラブストーリーと言っても、極度のあがり性で人との接触を避けていた健太郎と目が不自由な奈穂子ですから、普通の恋愛とは異なり、家族の協力なくしては進まない恋愛。そして2人の間に立ちはだかる菜穂子の父の障壁があり、家族ものがたりの要素が強いです。デートも奈穂子の母親が夫に見つからないようにこっそり連れ出し、少し遠くから微笑ましい2人を見守る。そのデートの食事シーンが洒落たレストランやカフェではなく、な、なんと牛丼吉野屋。またこの吉野屋が2人のキースポットになっているのも驚きです。なかなか映画では見られない吉野屋シーンで、温かい日差しがやさしく射し込む吉野屋のカウンターで、熱々の並盛牛丼にひとつまみの紅生姜をのせ、二人ならんで食べる。今まで味わったことがない感覚で美味しそうに食べる奈穂子演じる夏帆さん。これだけで吉牛食べたくなりました。ツユダクで。この吉野屋シーンは一度ではなく、もう一度登場します。でも2回目は2人仲良くではなく、別々に入り、周りの人々を驚かせるシーンになっているとは・・。そして、こんな吉野屋シーンからはまったく想像できないベッドシーンがあるのにも驚き。ぎこちないキスをして真面目な2人からは想像できないシーンが、こちらも2回登場しますが、しっかりオチがありストーリ展開に重要な役目を担っています。

 健太郎には星野源さん。生真面目で無表情なアップ、態度も生活もがちがち真面目な公務員を演じていて役に嵌っています。でも奈穂子との出会いで、自分自身に憤りを感じ爆発したり、奈穂子への気持ちが溢れ爆発したりと、そのギャップ演技がいいですね。目が不自由な奈穂子には夏帆さん。目が見えない役なので、違う方向一点を見つめながら演じる難しい役ですが、清楚な感じの美貌と合わさり可愛いらしさ爆発。さらに清楚らしからぬ積極的なベットシーンもあり、夏帆さんの魅力溢れる姿を見ることができます。「海街dialy」でもまた違う雰囲気の役で存在感があり、最近見たい女優さんのひとりです。健太郎の両親には平泉成さんと森山良子さん。奈穂子の両親には大杉漣さんと黒木瞳さん、この存在感のある4人なくして健太郎と奈穂子の物語は誕生しなかったでしょう。

 映画は健太郎と奈穂子のちょっとじれったい楽しいひとときを微笑ましく見させてもらえ、ある出来事からの2人の苦悩に心痛な気持ちになり、再び盛り上がる2人の幸せを分けてもらいと、2人を見守る住人のようになってしまいました。ラストは健太郎に取っては災難な姿で終わりますが、この姿でも2人はしっかり繋がり菜穂子の満面な笑顔が、これからの2人の楽しい人生が想像できました。

【公式サイト】【予告編】

2013年公開。
・出演:星野源、夏帆、平泉成、森山良子、大杉漣、黒木瞳
・監督:市井昌秀
・音楽:高木漣
・主題歌:「熱の中」高木漣 feat.細野晴臣

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コメント

僕もレビューを書いたことがありますが、
とても好きな映画です。
ともすれば、三文ドラマになりそうなストーリーですが、
がっつり感動をもらいました。
恋愛に覚めた人の多い現在人、必見の1本ですよねー。

Re: タイトルなし

> 僕もレビューを書いたことがありますが、
> とても好きな映画です。
> ともすれば、三文ドラマになりそうなストーリーですが、
> がっつり感動をもらいました。
> 恋愛に覚めた人の多い現在人、必見の1本ですよねー。

確かに三文ドラマの設定ですよね。
ベタ、くさい・・なんて言い方もありますが、
何故か不思議と、覚めた感じにならずに映画に入り込めました。
現実から遠い恋愛映画だからかな・・。

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