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快盗ルビー



 さえない会社員林徹(真田広之)の上のフロアーに若い女性加藤留美(小泉今日子)が引っ越してくる。彼女は自ら、自分は泥棒と明かして、徹を仲間に引き入れるが、彼女はまだ犯罪を犯したことがない初心者であった。そんな彼女に徹は振り回されながらも、犯罪にならない犯罪に手を染める。


 小泉今日子さんと真田広之さんの新米犯罪者コンビを描くコメディ&サズペンス(?)映画です。
母と二人暮らしで、臆病で会社でもボーッしているさえない会社員、林徹。元イラストレータで引っ越しを機に泥棒になろうと決心する加藤留美。たまたま同じマンションの上下階の住人同士になり、なかば押し切られる感じで留美の相棒にされられる徹。相棒と言っても留美が計画する犯罪のほぼ実行犯にさせられてしまいますが、小悪魔的に可愛い留美にまんざらでもないため、出来ない、駄目だと断りながらも結局はビクビクしながら実行してしまいます。ただ、初心者留美の立てた計画に、臆病な徹の実行ですから、その成功率はというと・・。というわけで、いろいろな犯罪に手を出します。食料品店を営む店主のカバンを狙う置き引き、銀行強盗、高級マンションの金持ちを狙う空き巣、宝石店を狙う詐欺。けれども収支決算は、もちろん赤字。唯一成功したかと思われたのが、留美が彼氏に出した手紙を奪う「郵便物窃盗」、しかし徹の怪しい行動が通報され、徹は警察署に連行されてしまいます。いままで一番しょぼい犯罪なのに。
 と言うわけで、犯罪もの映画でありながら、軽い、軽いコメディタッチの作品です。途中で二人が歌うミュージカルシーンもあり、可愛い小泉さん(本物のアイドルKYON2だ)と三枚目役だけど二枚目な真田さんをほのぼのと見る映画ですね。ラストは、今は亡き大瀧詠一さん作曲で小泉今日子さんが歌う「怪盗ルビー」のズビズビズーで懐かしさいっぱいの気持ちになりました。

【主題歌:快盗ルビー】 【挿入曲:たとえばフォーエバー】

1988年公開。96分。
・出演:小泉今日子、真田広之、水野久美、陣内孝則、天本英世、高見恭子
・監督:和田誠
・音楽:八木正生
・主題歌:「快盗ルビー」 小泉今日子
・原作:「快盗ルビー・マーチスン」 ヘンリー・スレッサー



<アイドルKYON2映画>
最近ではすっかり女優さんですが、30年前はスーパーアイドルKYON2。もちろんアイドル映画も出てました。
「生徒諸君!」('84)、「ボクの女に手を出すな」('86)。生徒諸君はDVD化されていないみたいです。
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ウエストワールド(WestWorld)


 西部開拓時代の町を体感できるテーマパーク「デロス」を訪れたマーティンとブレインの前に、黒ずくめのガンマンが現れ挑発するが、マーティンとの決闘で撃ち倒される。しかし翌日、二人の前に死んだはずのガンマンが姿を現す。ガンマンはゲストを楽しませるロボットで決してゲストに危害を加えない安全なシステムで管理されていた。そして再びマーティンがガンマンを打ち倒すが、その翌日もガンマンが現れ決闘を挑む。しかし何故か勝つはずの決闘でブレインが撃たれてしまう。そして「デロス」のシステムが狂い出し、ロボットたちがゲストを殺戮し始める。


 西部開拓時代の町、古代ローマ帝国、中世ヨーロッパの宮殿の3つの体感型テーマパーク。1日1000ドルと高価ですが、普段、理性のもとで抑制されていた人間の欲望を解放できる大人のためのテーマパークです。ですから、暴れることも、フリーな恋愛も、そして殺人もOK。もちろん相手は本物の人間ではなく、人間と区別がつかないほど精巧に作られたロボット。見分けかたは唯一未完成の掌を確認すること。
このテーマパークに二人の男が来園する。一人はリピーターのブレイン。もう一人は初来園のマーティン。彼らが選択したテーマは西部開拓時代で、まさしくハットとベストを着たカウボーイ姿に腰には拳銃。町を訪れ早速バーに赴き、頼んだ酒はアルコール度が高く、ウッ、ウォッとなる代物。綺麗な女性たちに声を掛ければ直ぐにベットインで、二人はこの時代を堪能。そしてゲストを楽しませるために、二人を執拗までに付けまわし挑発する黒ずくめのガンマンの登場でスリルを味わわせます。もちろんこのガンマンは精巧にできたロボットのため人間に危害を加えず一方的にやられ役となっています。この仇敵ガンマンをユル・ブリンナーが演じることで、SF映画が一気に西部劇となってしまうところが凄い。黒ずくめのガンマンは、見た目や仕草がまったく「荒野の七人」のクリス。全身黒ずくめの様相しかり、ガンベルトに両親指を掛けて佇む姿、表情を見せない淡々として喋り方、そしてガンさばき。映画ファンとしては、もうたまりません。さらに眼光に光を帯びさせることで、人間でない何かの恐怖を倍増させています。ポスターやDVDの表紙もガンマンですから、当時からインパクトがあったのでしょう。

 そして、二人の男性とガンマンの表の世界以外に、バックヤードのシステム管理状態が並行して映し出されます。そこは大規模なコンピュータシステムと数多くのディスプレイでゲストをもてなすためにロボット達をコントロールするスタッフ。そして病院のようにベットに寝かされ修理を受けるロボットたち。そしてパーク運営の中で、最近故障率が上がっている情報が飛び交って、得体のしれない不安を感じされます。まずは、女性ロボットがゲストの誘惑を断りビンタ炸裂。はっ?と驚くゲストとスタッフ。やがてコントロールが利かなくなり暴走し始めるロボットたち。もちろんブレインとマーティンの身にも災難が降りかかってきます。それも死と隣り合わせた恐怖として。そして恐怖の執行者は黒ずくめのガンマンで、彼らを仇敵として抹殺するという指令だけで行動し、二人を付け狙います。姿だけでも怖いのに、遠く離れた息づかいをも聞き取る聴力機能と足跡の僅かの熱をも感知する赤外線アイ、そして抜群の狙撃機能で、ロボットなのにわざと弾を外して弄ぶかのように追い詰めてきます。さらに自分が破損しても気にもかけずに追いかけてくる姿はまるでターミネーター。最初はコツ、コツ、コツと足音を立てながら一定速度で近寄ってくるのに、ターゲットを捉えると途中から足早になって最後は走ってくる。こんな奴から逃れられないだろ・・・。「ジェラシック・パーク」原作者のマイケル・クライトンの脚本・監督で、ガンマンの顔が取れて下からロボットの顔が現れるシーンなど特撮の見せ場もあり、1970年代SF作品でも十分面白い。

最近「ウェスワールド」がドラマ化されたようですので、最新特撮技術が盛り込まれた映像作品を是非是非見てみたいです。

【映画予告編】 【ドラマ予告編】

1973年公開アメリカ作品。
監督:マイケル・クライアント
出演:ユル・ブリンナー、リチャード・ベンジャミン、ジェームズ・ブローリン
音楽:フレッド・カーリン



<マイケル・クライトン>
映画にもなった「ジェラシック・パーク」や「13ウォーリアーズ」などの原作者でも有名なマイケル・クライトン氏ですが、自らの監督作品も多数あります。脳死状態の患者が多い病院の裏側を描いた「コーマ」(78年)。ショーン・コネリー主演の軍用金を運ぶ列車を狙い怪盗を描いた「大列車強盗」(79年)。ロボットと暮らす近未来でロボット犯罪を追う警察官を描いた「未来警察」(84年)。名作とは言えませんが十分楽しめる作品です。

【コーマプレビュー】 【未来警察プレビュー】


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