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森崎書店の日々



 楽しそうに話す、ごく普通のカップルのディナー風景。
店内のバースディサプライズをきっかけに、突然男性が「オレ、結婚することになったんだ」と会話に紛れ込ませる。「誰と誰が?」と戸惑う女性貴子。その日から何も手に付かず、会社を辞めて部屋に閉じこもる日々を送る貴子のもとに、「サトル」と名乗る留守電メッセージが残されていた。
「サトル」は、貴子の叔父で森崎書店という古本屋を営み、貴子は叔父に勧められるまま、古本屋に居候する神保町での生活を始める。

 恋人と思っていた男性からの悪びれない仕打ちに、人間不信になり心に傷を負ってしまった貴子。
その傷を、古本の町「神保町」とそこに関わる人々が、無理強いすることなくやんわりと癒してくれる物語です。

 貴子には、さすがモデルの、スタイルの良い菊池亜希子さん。主演一作目ですが、演技をしています感がなく、ごくごく自然な女性像を演じられています。貴子を暖かく迎えるサトルに内藤剛志さん。自らの過去の苦悩を引きずりながらも、姪を心から心配して自分を癒してくれた愛すべき神保町で彼女の再生を願います(原作のイメージだと、もっと若い人だったのですがね・・)。そのほかに、文学部の大学生でカフェでバイトして貴子と意気投合するトモコに田中麗奈さん(大学生?年齢的に・・)。森崎書店の話しが長い常連客の岩松了さん。カフェのマスターにきたろうさん。と、ひとりひとりに存在感をもたせています。

 映画は、貴子の少しずつ心の傷が塞がれていく日常を映し出していきます。
窓の外を、ぼーっと眺めるか布団に包まる、どん底失墜の彼女が、古本屋で店番をして、そののんびりとした今までとは違う異世界に少し足を踏み入れ、少し表情が和らぐ。
やがて、見渡す限りの本たちに気付き、ふと無造作に選んだ一冊を触れ、本の世界に入りこむことで、さらに表情が和らぐ。
サトルに無理やり連れて行かれたカフェで、安らぎの雰囲気と珈琲の香りと味、そして貴子を迎えてくれる人々と出会い、そして神保町の町が彼女を包み込み、表示が和らぐ。
さらにサトルの後押しの行動で、ふっきれ、ラストはあっけらかんと、ひとときの休日を終えるかのようでした。

【予告編】

2010年作品。109分。
・出演:菊池亜希子、内藤剛志、田中麗奈、松尾敏伸、奥村知史、吉沢悠、岩松了、きたろう
・監督:日向朝子
・音楽:野崎美波
・原作:「森崎書店の日々」 八木沢理志

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