宇宙大怪獣ドゴラ





 通信衛星が消失する事件が続き、地上では世界各地でダイヤモンド強盗は続出していた。ダイヤモンド強盗に絡んでいると思われる外人を捜査していた警視庁外事課刑事の駒井(夏木陽介)は、外人を追って宗方博士と昌代(藤山陽子)と出会う。そして、博士は炭素物質をエネルギーとする宇宙細胞ドゴラの存在の可能性を伝える。やがて、炭鉱上空にドゴラが現れ、次々と被害が広がる。

 ただの怪獣現れる、破壊する、撃滅する映画ではなく、怪獣とダイヤモンド強盗団を絡めることで、二つのストーリーが密接しながら進んでいく、よく出来たストーリーです。逆に言うと、この展開のため怪獣が暴れるより、強盗団とダイヤGメン、警視庁外事課との攻防戦のほうが表に出てしまった感はありますが・・。ドゴラの出来は、青い細胞時代のアメーバー状態、生体(?)のクラゲのような造形と、若戸大橋を持ち上げ破壊するシーンは、円谷英二特技監督の手腕で、60年代とは、思えずリアルで素晴らしいに尽きます。最近のCG依存映画より、出来栄えはいいのでは思えますね。また、出演の女優さんの藤山陽子さん、007ボンドガールでもあった若林映子さんの、現代とはまた違う、きれかわいいらしさも、なかなか。昔の人は大人っぽいな。

1964年作品。81分。
・出演:夏木陽介、藤山陽子、ダン・ユマ、小泉博、若林映子、中村伸郎、川津清三郎、藤田進、田崎潤
・監督:本多猪四郎
・特技監督:円谷英二
・音楽:伊福部昭 
・若戸大橋・・ドゴラに襲われる橋。北九州市にあり1962年開通。

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電送人間



 遊園地のスリラーショー内で銃剣による刺殺事件が発生する。事件に興味を持った学芸部記者の桐丘(鶴田浩二)は、現場に落ちていた物質から、電送装置の存在に辿りつき、戦時中のある事件がきっかけであることを突き止めるが、連続して刺殺事件は繰り返される。

 東宝変身人間シリーズの一作で、まだ戦争を引きずった時代背景なのですが、透明な光り輝く円柱形の電送装置や体が徐々に上からうっすらと消えていく電送シーンなどは、もちろんCGが無い時代なのに今でも見劣りしない描写や造形で、当時見た人は驚愕させられた映画だったと思います。そして映画シーンに出てくる町や車は、まさにリアルALWAYS三丁目の夕日の世界で東京の街がスカスカ。さらに夜の世界の、キャバレー大本営に至っては、戦後が近い時代なのに、戦争とエロスを兼ね備えた雰囲気で、これありなのと驚き。また、出演の役者さんの鶴田浩二さんや平田明彦さんは本当の二枚目ですし、白川由美さんの美貌は、今の時代とは別世界を感じさせられます。 まあ一番ビックリしたのは、犯人の逃げ足が、とにかく速く、誰も追いつけない。これだったら電送装置なんて不要なんじゃないと突っ込みを入れたくなりました。

1960年作品。85分。
・出演:鶴田浩二、白川由美、中丸忠雄、土屋嘉男、平田明彦、川津清三郎、大友伸、田島義文、堺左千夫
・監督:福田純
・音楽:池野成

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