星に願いを。



 看護師の青島奏(竹内結子)は、事故で失明し声を失った笙吾(吉沢悠)をアメリカの病院に連れて行きたいと考えていた、その矢先、笙吾が交通事故で亡くなってしまう。ショックで看護師の仕事が出来なくなった奏の前に、笙吾の生命保険を受け取って欲しいと男性が現れるが、実はその男性は数日間だけ、この世に滞在できる笙吾であった。 

 明るくて気が強い看護師奏と光と声を失った笙吾の明るいやりとりの微笑ましさから始まるストーリーですが、そこに至るまでに二人の苦しい葛藤の日々があったことが後から分かり、その日々があったからこそ、二人の間に芽生えた絆と愛は深いものなのだと感じさせてくれます。ただ、余りにも乱暴すぎる看護師と失敬な笙吾は、ちょっとどうかとは思いますが・・。看護師奏役の竹内結子さんは、ショートヘアーで、ちょっとぽっちゃり感がありボーイシュで、イメージはあっていますね。彼女の明るさやおちゃめ感、患者への乱暴すぎる真剣さと失意と様々な表情を見せてくれて、ストーリの起伏をより一層強くさせています。また、全編函館市ロケということで、函館の夜景や赤レンガ倉庫や市電なども挿入されて函館の雰囲気を楽しむのにもいいかのしれません。この死後、別人になって自分の気持ちを伝えるという映画は「四日間の奇蹟」、「椿原課長の七日間」、「秘密」などがあり、そこそこ見れる作品が多いネタなんですね。

2003年作品。106分。
・出演:竹内結子、吉沢悠、高橋和也、中村麻美、牧瀬里穂、國村隼、伊藤裕子
・監督:冨樫森
・音楽:野沢考智
・挿入曲:「Mt favorite times」 jennefer

・新島橋・・奏と笙吾が星を眺める。ラストシーンにも登場。

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・市交通局駒場車庫・・笙吾が亡くなった後に目覚める場所。

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・笙吾の部屋・・ロケ地は旧ロシア領事館。

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はやぶさ/HAYABUSA



 大学を卒業してバイトしながら宇宙を研究している水沢恵(竹内結子)は、ある日、的場博士(西田敏行)と出会い、小惑星イトカワを探索して帰還させる「はやぶさ」の壮大なプロジェクトに参加することになる。

 偉業を成し遂げた探査衛星はやぶさとスタッフの話で未知なる場所への到達と帰還というスペクタル感動映画と思いきや、なにか、淡々としていて、ドキュメンタリーとドラマの中途半端な感じが否めない。それに、はやぶさが一人称で喋っちゃ駄目でしょう、一気にお子様向けとは言わないけど、トーンダウンしてがっかり。宇宙シーンも決して素晴らしいとは言いがたいCGで、その独り言を聞いていると、余計に安っぽく感じてしまうところが不思議。もうこのレベルだから、役者さんの演技がどうこうは関係ないですね。この他のはやぶさ映画「はやぶさ 遥かなる帰還」(主演:渡辺謙)、「おかえり、はやぶさ」(出演:藤原達也)を見るのがコワイ。

2011年作品。140分。
・監督:堤幸彦
・出演:竹内結子、西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾、筧利夫、市川実和子
・音楽:長谷部徹
・主題歌:「たいせつな光」 fumika

・宇宙科学研究所(ISAS)相模原キャンパス・・恵がスタッフとして配属された場所。神奈川県相模原市。

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・ちくりん・・萩原研送別会を行った居酒屋。浅草橋。

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・ニューモランボン・・打ち上げを行った焼肉屋。神奈川県相模原市。

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小森生活向上クラブ





 ストレスで倦怠感の小森課長(古田新太)は、ある日電車中で生意気な女性に遭遇して思わずホーム下に突き落としてしまう。しかし、翌朝から見違えるほど生気がみなぎ、さらに拳銃まで手に入れてしまう。そして、悪人を裁くようになるが、部下に知られ悪を裁く小森正義クラブ(KSC)の会長に祭り上げられてしまう。

 日常生活の中の我慢できない出来事と人物。普通の人は、それを我慢するか知人に愚痴るくらいしかできませんが、小森課長は一線を越えてしまいます。それも大胆に行動、そしてビクビクしながらも物凄い爽快感を得て、周囲にもその不思議なパワーを振りまいて、自然にその輪の中に引き込んで、というか途中から、すっかり象徴化されてしまっていますが。古田新太さんの、ドヤ顔、いらいら顔、ビクビク顔が、合ってます小森課長に。そして、裏のボス的存在の栗山千明さんの妙な明るさと計画性の高さもピッタリ。途中から、どこまで広がる世界なのかワクワク期待するぐらい悪乗り映画でした(悪趣味かな)。

2008年作品。106分。
・出演:古田新太、栗山千明、忍也修修吾、有森也美、佐野史郎、豊原功補
・監督:片嶋一貴
・音楽:ken sato
・主題歌:「Have You Seen Her happy?」 BEAT CRUSADERS

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永遠の1/2

 市役所職員の田村宏(時任三郎)は嫉妬深い婚約者から逃げるため退職して無職になる。そして、競輪場でバイトの小島良子(大竹しのぶ)と出会い半同棲の関係になる。そんな、ある日競輪場で見知らぬ男に人違いで突然殴られたり、追われたり、女性に言い寄られたりすることが続けて起こる。宏に似た素行の悪い男が、近くにいることが分かり、なんとかその素性を暴こうとする。

 なんか、まったり感いっぱいの映画です。大竹しのぶさんが出てくるからなのかな?この、まったり感の日常生活のなかで、自分と瓜二人の悪いそいつがいて、そいつのおかげで災いが次々と降りかかってくる。とはいえ、その人物のお陰で、良子と知り合ったり、見知らぬ女性から誘われたりといい目にも合っている。とはいえ差し引きはマイナス。そして、だんだんに自分がそいつの偽者のような気持ちにさせられ、なんとか会いたいと思うが、僅かのところですれ違ってしまう、だが、なぜか周りの人々は会えてしまう。この、ちょっとしてミステリーっぽさが、どれだけ似てるそいつが、ドッペルゲンガーのようで、会ってしまうと何かが起こるのではないかと期待されるが、いざラストで顔を合わせると、予想に反してそいつは似ていない。てっきり、一人二役だと思ったら、全然別人。この観客への裏切りは安易な手法を用いず、このことが日常毎であることに引き戻してくれます。また、この映画の出演者は脇役にいたるまで有名俳優さん揃いでびっくりで、特に、そいつが、俳優時代のSABU監督だとは、驚きです。

1987年作品。101分。
・出演:時任三郎、大竹しのぶ、中島朋子、小林聡美、藤田敏八、吉行和子、川谷卓三、竹中直人
・監督:根岸吉太郎
・音楽:野力奏一

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ヘブンズ・ドア


 フリーターの青山勝人(長瀬智也)は、突然余命幾ばくもないことを医師に宣告され入院する。その病院には、小さいころから入院していて余命三ヶ月を宣告されている春海(福田麻由子)がいた。ふたりは、春海の海が見たいという夢をかなえるために、病院前に停めてあった高級車を盗み海へと向かう。しかし、その車のトランクには大金と拳銃があり、その組織が後を追う。一方、勝人はひょんなことから強盗することになり警察からも追われるようになる。
 冒頭のどんよりとした無機質な自動車工場に、そこからも異質物と分かる勝人。その勝人が、脳腫瘍で余命幾ばくもないと宣告されるが人生を諦めている勝人には、普通の人だったら、気が狂いそうな大きな嘆きや表情がない。そんな、勝人が一人の少女と出会うことによって、僅かに残った人生を赴くままにその少女とともに過ごす。それは、車を盗み、強盗をして、スイートに泊まり、ホストクラブに行き、そして海へ向かうといった行動に走らせるが、この二人のささやかかつ大胆なシーンだけで構成されていれば、かなり名作になったかもしれません。しかし、K3ホールディングスや警察の茶番的シーンが安っぽさとなって残念です。ただ、K3ホールディングスの社員の田中泯さんは、迫力あって存在感あるな。この人だけだったら結構、緊迫感が出たんじゃないですかね。

2009年作品。
・出演:長瀬智也、福田麻由子、三浦友和、黄川田将也、長塚圭史、田中泯、大倉孝二
・監督:マイケル・アリアス
・音楽:Plaid
・主題歌:「KNOCKIN' ON HEAVENS'S DOOR」 アンジェラ・アキ

【ブログ】 【福田麻由子インタビュー】 【予告】 【詳細】 【レンタルする】

俺っちのウェディング


 大村勉(時任三郎)は、結婚式に遅刻して現れるが、その少し前に新婦の真紀子(宮崎美子)が何者かに刺され怪我を負っていた。警察、マスコミはすぐに、勉の過去の女性問題と決め付け捜査・報道をし勉はパッシングを受けることになる。ただ、勉にも思い当たる女性がいて、一人で調査を開始するが、何者かに命を狙われることになる。

 主人公が、被害者にもかかわらず世間から理不尽な過去の女性関係というパッシング受けながらも、真相を解いていく話しですが、途中までは、真相を解くというよりは、自分の過去の傷が広がっているのかを怯えながら追う様子が描かれています。まあ、80年代のミステリー作品なので、どんでん返しも途中で予想ができてしまい、真相を突き詰めていく緊迫感というよりは、一小市民の主人公が、世間のプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、僅かに信じてくれている人に支えながら新郎としての自覚と成長?を描いたものかもしれません。ほんとかな?。主人公役の時任三郎さんは、映画主演デビュー作で、いい加減男を思い切り演じています(酔っ払いハチャメチャぶりは素じゃないかと思うほど)、新婦役の宮崎美子さんも素の感じのしっかり女性のイメージ(遊び心はもった)で役にあっています。また、サービスの美穂純さんのヌードシーンや、フサ伊武雅刀(サービス?)さん、あと宮崎美子さんの水着シーンも見れますよ。

1983年作品。
・出演:時任三郎、宮崎美子、伊武雅刀、美穂純、伊藤四郎、宍戸錠、安岡力也
・監督:根岸吉太郎
・音楽:大野克夫
・主題歌:「ミステリー・ヒステリー・ヒストリー」 時任三郎

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