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ラストレター



 山あいにひっそりと隠されたかのような、数メートルほどの滝とその飛沫の霧が舞う川の端を歩く制服姿の二人の少女と一人の少年。一人の少女と少年は、楽しそうにその風景に浮かれているが、もう一人の少女は、落ち着きをはらい、滝の手前で顔を少し上に傾け、想いに耽っている様子。すぐに三人は、電話で呼び戻され、慌てて戻った先は、想い耽っていた少女の母親の葬式であった。

 岩井俊二監督作品「Love Letter」冒頭シーンの、雪が降りしきる中、中山美穂さん演じる博子が、亡くなった婚約者を思い、目をつぶり上を向く姿が少女と重なり、「Letter」でつながる物語が始まります。

 亡くなった姉遠野未咲の同窓会に、事情を話さそうと出席する妹遠野裕理が、いざ会場に行くと、周りの雰囲気から何も言い出せず、挙句の果てには学校のマドンナであった優秀な姉と間違えられスピーチまでさせられてしまう。慌てて会場から逃げ出そうとする裕理の視線にある男性の横顔が入ってくる。さらに姉の卒業式の答辞の録音音声が流れ、ふと立ち止まって聞き入ってしまう。その後、会場を抜け出しバス停のベンチに腰を下ろし、ほっとすると、横にあの男性が腰かけ声をかけてくる。その男性は、裕理が高校時代に思いをはせていた乙坂鏡史郎先輩であった、そして憧れの先輩とメール交換して、うきうきとしながら自宅に帰るが、そのメールを夫に見られ、携帯を壊されてしまう。しかし、裕理は連絡が取れないことに心配して、鏡史郎から渡された名刺から、差出人住所を書かずに一方的な文通を始める。

 「手紙=Letter」が連絡手段で一方的な文通、「Love Letter」を彷彿させる展開です。さらに、現在進行形と並行して、高校生時代の裕理と鏡史郎、そして姉未咲の今に繋がる物語が丁寧に描かれ、まさに「Love Letter」展開。さらに鏡史郎が、高校時代の卒業アルバムから当時の住所に手紙の返信を出し、その手紙に対し、未咲の娘鮎美と裕理の娘野颯香が返事を書くという、手紙のニアミスが始まるのも「Love Letter」。そんな、楽しく少し切ない展開の反対側に、未咲の死因とその原因。鏡史郎の未来への道を封鎖する心の後悔、そして鮎美に残された一通の手紙。と、それぞれの登場人物の心に残された傷が明らかにされていきます。

 妹遠野裕理に、松たか子さん、飄々として演技で少しコミカル、裕理を見ているだけで見ている側に笑みを与えてくれる存在です。そういえば裕理は図書館勤務、「Love Letter」の藤井樹と同じ職業です。遠野姉妹と高校時代から繋がりがあり、一冊の本しか出版できていない作家、乙坂鏡史郎に福山雅治さん。一途に遠野未咲を想い、その想いの強さ上に、先へ踏み出せない陰のある人物を演じています。高校時代の未咲に広瀬すずさん、裕理に森七瀬さん、二人はそれぞれ未咲の娘鮎美と裕理の娘野颯香の一人二役です。ここでも「Love Letter」の藤井樹と渡辺博子の一人二役の中山美穂さんを思い出します。そして高校時代の鏡史郎は、神木隆之介さん、未咲に一目ぼれして一途になり、現在まで続く未咲への至る姿様子が窺えます。あと忘れては行けないのが、裕理の夫の庵野監督、いい味だしています。職業は怪奇系の漫画家で、妻のちょっとしたロマンス行為に嫉妬して、激怒して妻の携帯を水没させたり、大型犬2匹を突然飼い出し、普通に裕理に面倒を見させるシーンなど、素人っぽさが逆に良かったです。また、「Love Letter」で出演していた、中山美穂さんと豊川悦司さんが登場するのが、岩井監督ファンとしては嬉しいところです。そして二人を「Love Letter」とは真逆の人物として描いてイメージを破壊しているのがすごい。中山美穂さんは、飲み屋で働く、気だるく、くたびれた女性。豊川悦司さんは、亡くなった未咲の元旦那で、未咲の人生を不幸に導いた何者かを誰も知らない設定通りの怪しい、嫌な奴になっています。その他にも、往年のフォークシンガー小室等さんやミュージシャンの鈴木慶一さんも重要な役で登場する、なかなかキャスティングが面白いです。

 物語は「手紙=Letter」により、登場人物たちに接点ができ、閉ざされていた情報や気持ちが通じて深まることにより、それぞれが抱えていた悩みが少しずつ解放されてゆく安心できる作品でした。やっぱり岩井監督作品、良いです。

2020年日本作映画。120分。
・監督:岩井俊二
・出演:松たか子、福山雅治、広瀬すず、森七菜、庵野秀明
・音楽:小林武史
・主題歌:「カエルノウタ」森七菜
・脚本:岩井俊二

  
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ヒミズ



 「俺にはわかる。ミルクの中にいるハエ。その白と黒はよくわかる。俺にはわかる、俺にはわかる・・」、少し強めの雨が降る夕方、頼りなさそうな街路光の下で中学生位の制服姿の少女が、文庫本を片手にウィヨンの詩を読み上げる映像が映し出される。朗読が続く中、シーンは切り替わり、東日本大震災で津波によって破壊尽くされた町をおぼつかない足取りでふらふらと歩く初老の男が映し出され、やがて男は立ち止まり、茫然とその風景を悲しそうな目で見つめる。その後、無表情の一人の少年が、歩いてきて、緑のペンキをこぼしたかのように点状に汚れた洗濯機を見つけ、洗濯槽のふたを外す。そして、洗濯槽の底に置かれた拳銃を取り出し、銃を少し眺めた後、躊躇なく銃口を自分のこめかみに当てて、引き金を引く。・・目を覚ますと、横には酔っぱらって体を投げだして眠る女性の姿、少年が、狭い部屋を出ると、そこは池の水辺にある貸ボート屋の小屋。そこが少年の家であった。

 園子温監督作品らしく、粘りつくような別世界の物語の始まりです。まず、登場人物たちの異様さから不安を煽ります。貸ボート小屋が自宅の中学生の少年住田祐一。普通が一番で平穏な暮らすことが望み。夢なんてない、ただこのまま貸ボート屋で一生を過ごすだけが良い。こんな彼を作り出したのは、貸ボート屋を営むが、男を小屋に連れ込み、少年の面倒はまったくみない堕落した母親。元父親は借金を作り逃げ回り、たまに金を無心しに来ては少年に暴力を振るう。さらに少年に保険金を掛け自殺するようにささやく超ダメ人間。その小屋を囲むように、震災から逃れてきたテント暮らしの人々。このテント暮らしの人たちも、やたらこの少年に関わる。関わることで、人間らしさと平静を保っているような人々です。そして、自称少年のストーカーで、自分の部屋に少年語録を壁じゅうに貼りめぐらせている少女茶沢景子。この少女もストーカーですから、少年にいろいろとちょっかいを出してきます。でも実はごくごく一般の家に住んでいますが、少年と同じように両親から虐待を受けている環境下の少女。これだけでも異常な世界ですが、さらに元父親が謝金をした闇金が登場。父親が逃げたしことを知り、少年に借金返済を迫り、暴力を振るう。普通の生活どころか、死の選択しか与えられないような地獄の環境に落とし込まれる。見ている側は、徐々に園子温ワールドにずぶずぶと引きずり込まれていきます。

 少年住田祐一は、染谷将太さん、無欲で坦々と生きる感情のない少年を見事に演じでいて、日ごろは閉ざしている心を一気爆発して、理性を失ってキレるシーンのギャップに凄さを感じます。祐一につきまとう茶沢景子は、二階堂ふみさん、天真爛漫のちょっと変わった少女を演じていますが、自宅ではスイッチが切り替わったかのように無の人間になり、その演技力はやはり凄い。この二人がベネチア新人賞を受賞していることに納得します。周りを固めるのは、テント暮らしの人々には渡辺哲さん、諏訪太郎さん、吹越満さん、神楽坂江さん。強力個性の闇金社長にはでんでんさん、最悪の祐一の父に光石研さん、茶沢景子の母は黒沢あすかさん、と個性派俳優さんが演じています。さら祐一とは接点はありませんが、小悪党テル彦に窪塚洋介さん、その他カメオ的に、吉高由里子さん、西島隆弘さんも登場しています。
出演者を見ると園子温監督作「冷たい熱帯魚」で、本映画出演者のでんでん、吹越満、黒沢あやこ、神楽坂子、渡名哲、諏訪太郎が出演していて、その映画でもおぞましい園子温ワールドが描かれています。

 平穏を望み中学を出たら貸ボート屋を営み、幸せはないが災いもない人生設計をする祐一に、さらに地震のように災いが降りかかってきます。母親は僅かな金を残し駆け落ち、父親の借金返済の催促にくる闇金の連中、その隙を見てぶらりとやってきては、自殺を勧める父親。そしてとうとう、血が上り父親を殺害。そこから少年の人生のギヤが変わります。これからは、おまけの人生、悪い奴を殺すことで社会のためになろうと決意する。そして白い手提げ紙袋に包丁を一本入れて、町をパトロール=徘徊する人生を始める。平穏に見える町には、日常から外れてしまったかのような存在があちこちに点在して、祐一も茫然としながら使命を全うしようとする。

 こんな最悪な祐一を、煙たがられながら鬱陶しいほどに面倒を見たがる、茶沢景子とテントの連中。特に茶沢景子が親身に祐一のことを心配して、壊れた祐一の心を受容して直そうとする姿に、祐一と景子の今後の人生にかすかな光が見えているのが救いです。

分かっていましたが、始終、園子温度ワールドに圧倒させられた映画でした。

2011年日本映画。130分。
監督:園子温
出演:染谷将太、二階堂ふみ、渡辺哲、でんでん
音楽:原田智英
脚本:園子温
原作:「ヒミズ」古谷実


お引越し

 

 タイトルは「お引越し」。時期は梅雨、少しギスギスした3人家族の食事風景が映され、どうやら引っ越し前夜らしい。翌日、小学校を飛び出し、家の前で荷物が積まれるトラック見つけ、周辺に見当たらない男性・父親を探しあて、そのまま走り出すトラックに嬉しそうに乗る少女レンコ。やがてトラックはあるマンションに着き、男性の後輩たちが荷物を搬入する。それは、ありふれた家族の引っ越しの光景で、新天地での人間模様映画かな、なんて思いながら見ていると、画面は切り替わり、引っ越し元の家にスーツ姿で走り込む女性が映し出される。家の中は蛻の空ではなく、生活感がある部屋。女性・母親が現れ、今日は二人の門出や、と言い放ち、少女を外食へと連れ出し「新しい名前や」と、名前が書かれた紙をレンコに手渡す。離婚するみたいやん、二つの家でええやん。と答えるレンコ。しかし、レンコと母さんの新生活やと乾杯する母。酔っぱらって家に戻ると離婚届を取り出す母。どうやら、両親の離婚の狭間で苦悩する少女の話らしい。もしかしたら重い映画?それにしては、少女の表情は決して暗くはない。舞台が関西で関西弁が飛び交い、少女が明るいため、離婚劇ですが暗くはないのかもしれません。

 そして、シーンの合間に挟まれる、風に揺らぐ森、青空の入道雲、山車が繰り出す祭りで、夏の匂いがしてきます。明るく振舞っているレンコに、別居・離婚が少しずつ深い傷になっていく様子が痛々しくなっていきます。一人スーパーで買い物をしていて同じ境遇の子とばったりと出会ったり、クラスの中で離婚が断罪のように問われたり、友人と考えた仲直り作戦を決行、でも失敗して母親との仲も険悪になってしまう。たまに会う3人の食事会でも両親はギスギス。それでも、寄りを戻そうと奮闘するレンコ。

 やがて、レンコは内緒で3人での琵琶湖旅行を計画して、両親を現地でばったりと合わせる。しかし両親の深い溝を埋められずに、逃げ出すレンコ。追いかける両親。ここからは、琵琶湖の街と船幸祭、そして夜の山が、幻想のようにレンコを包み込む。そして、夜が明けると・・・。

 この少女レンコどこかで見たことあるなと思って調べてみると、田畑智子さんのデビュー作でした。もの凄い演技です。決して大げさでない彼女の表情や仕草ひとつひとつが、少女の微妙な気持として伝わってきます。周りを固めるのは、父親役は中井貴一さん、母親役は懐かしや桜田淳子さん。担任教師は笑福亭鶴瓶、そして多分関東から引っ越してきてレンコと同じ境遇の少女は、遠野なぎこさんでした。

そして、エンディングロールでは、相米慎二監督らしい引きの画で、レンコの後日が少しだけ映し出されます。

1993年日本映画。124分。
監督:相米慎二
出演:田畑智子、中井貴一、桜田淳子、笑福亭鶴瓶
脚本:奥寺佐和子、小比木聡
音楽:三枝成彰
原作:ひこ・田中

犬鳴村

犬鳴村



 深夜2時、公衆電話ボックスにカップルの姿。突然、電話が鳴り、恐る恐る受話器を取るが・・無言。そして、「これから、そっちへ行くよ」と一方的に通話をして、真っ暗なトンネルの中を進んでゆく。そのトンネルは、最恐心霊スポットで有名な「犬鳴トンネル」で、やがて、「この先、日本国憲法通じず」と書かれ倒れている看板を見つけるが、気にも留めず、そのままトンネルを進むと、暗闇の中に一軒の家にたどり着く。カップルは、ただの廃墟のつもりで足を踏み入れるが、建物の中は頑丈な格子と鎖、床には動物の骨らしきものが散らばっている異様な風景に出くわす。そして、誰もいない暗闇の中に、なにかの気配が・・。とオープニングから「犬鳴トンネル」、「犬鳴村」の不気味さを印象付けます。「呪怨」の清水崇監督作品ということもあり、これから始まるであろう恐怖の体験に期待がかかります。

 一転して、とある病院。毎晩悪夢を見てうなされている子供を診察をする臨床心理士の森田葵(三吉彩花)。母親と子供を離し、子供だけに問いかけると「言っちゃだめだって、ママが」と重い口を開ける、んん、虐待?。その後「あっちのママが」、あっち?子供とのやりとりだけで、不気味さが沸き上がってきました。そして、帰り際に子供が葵に手を振るが、どうも視線が合っていない。その視線の方向に葵が目を向けると、・・・・。視線と変えると、そこに恐怖がある清水劇場が始まりです。

 その後、葵は兄悠真(坂東龍太)から連絡を受け彼女明菜(大谷凛香)の様子がおかしいから見て欲しいと頼まれる。葵が悠馬に元に行くと、そこには、全身擦り傷だらけで、怪しい童謡のような歌を口ずさむ明菜がいた。悠真と明菜は、犬鳴村に行ったあのカップルで、葵と悠真が目を離した隙に明菜は、悠真に電話しながら笑顔で投身自殺をしてしまう。展開が早いです。序章から、なにかわからない恐怖と不安の伝播が始まっています。また清水監督作品らしく、異形となった遺体までが作品となっています。

 そして、明菜の死因が実は投身自殺によるショック死や出血死ではなく、別の死因であることが明らかになり、さらに葵の森田家でも、過去に同様の死因で亡くなった人が複数いることを、見ている側だけに明かされます。映画の中で知っているのは、葵の父、森田晃(高嶋政伸)と山野辺医師(寺田農)のみで、次は我々かもと語り、因縁めいた呪いのような何かに、この人たちが関わっていることを知ります。「犬」に関係するなにかに。

 その後、明菜を失った悠真はなぜか、友人たちを連れ、あの犬鳴トンネルに向かう。そこには犬鳴トンネルに興味をもっていた弟康太も兄に隠れて付いて行き、兄弟二人とも行方不明になってしまう。一方、葵は、悪夢を見る子供の父親を会い、子供の母親も知らない真実を打ち明けられ、そのことが真実であることを、すぐさまに体験してしまう。行方不明の二人の居場所に知るために、犬鳴トンネルの入り口に集まる悠真の友人たちと葵と両親、そして警察。近くで悠真のカメラを見つけ、トンネルを封鎖している壁によじ登る母親だが、周りに制止されると、突然狂暴になり夫に噛みつく、いや牙を向く。この母親にも隠されたなにかがあることを描かれます。

 その晩、行方不明になった二人を探すために、あの電話ボックスの集合する悠真の友人たち。入院した悪夢を見る子供に迫る、あっちの母親以外の多数のなにか。葵と子供がベットに避難すると、足元の掛布団が膨らみ・・、「呪怨」で見たことのあるあの風景の再現。その恐怖はスピードあげ、森田家に関わる人たちとあの子供に降りかかってきます。そして父親から語られる森田家の秘密、それは父親の恐れは葵も対象で、祖父母代から始まった「犬鳴村」との関りであった。そして、自分に関わるすべての真実を知り、兄弟の行方を知るために、葵は「犬鳴村」に入り込む。

 この辺から、さらに盛り上がり恐怖に慄くシーンになってくるかなと期待していましたが、どうも、少々陳腐内容になってきているかな。「呪怨」のような、理不尽な恐怖はありませんね。でも、葵の受け継いできた血筋には特殊な血があり、それが葵にも確実に受け継げられ、拒むことができないことを葵自身が知ってしまいます。

 そして最後は、葵と悪夢を見る少年との間にある、深いつながりが明らかになる。オチ的要素も含まれ物語は、これからも続くなにかを暗示させて終わります。

 本作品の主人公森田葵には三𠮷綾花さん、あまり知らなかったですが、「うた魂」「死にぞこないの青」「告白」「いぬやしき」に出演していた女優さんなんですね、綺麗でしっかり者の雰囲気ですが、特殊な能力を持っているため、それが現れたときに慣れているけど、やはり恐怖で怯える演技はよかったです。葵の父は、怪演技俳優高島兄弟の弟「高嶋政伸」、怪しく、冷たさがある演技は流石ですね、その他の若手俳優さんは、申し訳ないですが知らなかったです。そうそう、悪夢少年の母親は、奥菜恵さん。「呪怨」劇場版一作で、恐怖を体験する主人公役でしたね。最近拝見していなかったため以外でした。「呪怨」つながりかな。

少し、中だるみする映画でしたが、恐怖映画というよりは真実解明的作品で。そんな視点でみると十分見れる映画でした。

2020年日本映画。108分。
・監督:清水崇
・脚本:保坂大輔、清水崇
・音楽:梅田庄吾、滝沢俊輔
・主題歌;「HIKARI」Ms.OOJA
・挿入歌:「ふたしちゃろ」犬鳴村の民

80年代の理科室の実験室(「時をかける少女」)

1983年作品「時をかける少女」の理科室の実験室を、3DCG化してみました。
 三人の主人公、芳山和子(原田知世)、深町一夫(高柳良一)、堀川吾朗(尾美としのり)が、学校の理科室掃除担当になり、一夫と吾郎がごみを捨てに行っている間に、和子が物音に気付く。そして和子が、準備室そして実験室の鍵を開けて、実験室に入り、落ちて倒れたフラスコから漂う煙を吸って倒れてしまう場所です。

理科室の実験室2

理科室の実験室1

理科室の実験室4

理科室の実験室3

理科室の実験室5




【以前に書いたレビュー】
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jurrin

Author:jurrin
暇なときは映画、最近は家にいながら映画が見れる時代になりました。でも映画館のあの雰囲気で鑑賞したいです。映画のレビューや、映画に関する3DCG作品などをアップしています。リンクフリーです。

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